家庭菜園でもできるかなと思って庭付きの賃貸に引っ越しましたが、、、
ズボラな性格で庭は手付かずになり、結局雑草だらけになってしまいました。
雑草は本当に厄介ですよね。
一生懸命に草むしりをしても直ぐに生えてきてしまいます。
賃貸物件の庭なので、一生植物が育たない土地にする訳には行かず、、住んでいる間だけなんとか雑草が生えなくなる方法を探しました。
熱湯をかけたり(?)市販の除草剤などを試してみましたがちょっとやそっとの事では枯れません。
その生命力に感心してしまいます。
色々試行錯誤しましたが、やっと雑草との戦いを終わりにする事ができました。
雑草の悪影響
私の家の庭は11畳ほどの広さで、春先に雑草の芽が出始め夏にはまるでジャングルの様になります。
狭い庭で雑草たちが密集している為、雑草は日光を求めどんどん丈が大きくなり、いつの間にか私の身長くらいまでの高さになります。
特に困るのは、虫が寄ってきてしまう事。
もしかしたら新しい命が小さなジャングルの中でたくさん産まれているのかも、、、。
あとは、部屋の湿度が上がってしまう事。
雑草が多いと庭の水分が蒸発しにくくなってしまうため、部屋の湿度が高くなりジメジメしたりカビができたりと大変な思いをしました。
そんな雑草たちは秋には自然に枯れ始め、枯れ草のじゅうたんになります。
冬になるとボリュームはだいぶ減り春になるとその養分でまた新しい雑草が伸び始めます。
雑草が多いと
虫がいっぱい発生
湿度が高くなって部屋や服にカビが生える
雑草対策で試した4つの事
今思い返すと雑草と様々な方法で戦いました。
具体的にあげると、
・草むしり
・熱湯をかける
・除草シートを貼る
・除草剤をかける
数年単位の戦いでしたが、遂に終わりを迎えられそうです。
草むしり
草むしりは最も手軽にできる雑草対策で、思い立ったら直ぐにできるのが魅力ですよね。
化学成分も使わないし、土にも優しい。
でも、雑草の草むしりは体力的に大変ですよね。また、せっかく草むしりをしても根まで取らないと直ぐに生えてきてしまうイメージがあります。
2つの雑草タイプ
雑草には大雑把に分けて以下の2種類があります。
- 根が少し残っていても大丈夫なタイプ
- 根が残っていると直ぐに生えるタイプ
● 根が少し残っていても大丈夫なタイプ
背が低く、簡単に引っこ抜く事ができます。この様な雑草は柔らかい土に生える特徴があります。
付け根の部分に成長点があるため、そこより下をカットすると伸びる事はない様です。
ポイント
成長点より下をカットすると生えない
● 根が残っていると直ぐに生えるタイプ
このタイプは背が高く、地中深くまで根を張っているため、簡単に引っこ抜けません。
硬い土・やせた土に生えやすく、そのぶん根はガッシリしていて、更に地下で横に繋がっています。
ポイント
地下深くで根が繋がっているから直ぐ生える
この雑草は背が高く引き抜くのに力がいるので草むしりも一苦労です。
まさに私の庭に育つ雑草たちですね...。
また、根を引っこ抜く草むしりを繰り返すと土が段々と硬くなってしまい、厄介な雑草が増える原因になるそうです。
かといって、厄介な雑草の根を残していると草むしりをしてもすぐ生えてきてしまう。
草むしり・まとめ
根を残しても大丈夫・ダメなタイプがある
根を残したらダメなタイプは背が高く引っこ抜くのが大変
根を引っこ抜く草むしりを繰り返すと土が硬くなる
硬い土には草むしりが大変な雑草が生えやすい
こまめな草むしりはズボラな私にはできないので、他の方法を試してみることにしました。
熱湯をかける
賃貸物件の庭と言うことで、できれば土を痛めたくない。でも草むしりは大変と言う事で、ネット検索をしてみると、
熱湯を使う方法が紹介されていました。
熱湯を使うメリット
・家にあるものでできる
・かけるだけの手軽さ
・賃貸物件の庭でも安心
これなら手軽にできて土にも優しそうなので、早速試してみました。
実際に試してみた
実際に熱湯除草を試してみると、大きな欠点があることに気がつきました。
1つの雑草の束にポットのお湯全部を使わないと効果がありませんでした。
雑草が少なかったら手軽にできるのですが、庭の雑草全てに熱湯をかけるのはとても無理でした。
また、熱湯をかけると確かに雑草は萎れるのですが、私の家の庭に生えているのは根が深く横につながった厄介な雑草のため、
根まで熱湯が届かずに、数日後には雑草が復活していました。
恐らく根が浅いタイプの雑草には有効なんだと思います。
熱湯をかける方法・まとめ
手軽にできる方法で土に優しい
根が浅いタイプの雑草には有効かも
雑草1束にかなりの量の熱湯が必要
根が深いタイプの雑草は直ぐに復活する
塩をまくのは危険?
塩によって農作物が育たなくなってしまうのは塩害として知られています。
特に台風のあと、海沿いの農作物が海水を被って枯れてしまう被害や海沿いのサビだらけの建物・ボロボロの鉄筋コンクリートをみた事があるかもしれません。
これらは全て塩が原因で起こっています。
塩で植物が枯れる理由
塩は水を引き寄せる力を持っています。
例えば魚の切り身に塩をかけると水が出て身が引き締まる、ナメクジに塩をかけると水が出てきてシボんでしまうとか。
それと同じように、植物の根に届いた塩は水を引き寄せ、根は水を吸い上げる事ができなくなり脱水症状を起こして枯れてしまいます。
(ちなみに、人は水を通さない皮膚に覆われているので、塩をかけてもシボみません)
塩は身近にあるので手軽な雑草対策として使いたくなるかもしれませんが、恐ろしいことに、家が崩れる原因になってしまうかもしれません。
塩が建物を崩壊させる?
実は、塩には鉄筋コンクリートをボロボロにしてしまう効果もあります。
塩の構成成分はコンクリートに浸透して鉄筋部分まで到達します。
鉄筋はサビから身を守るバリアがありますが、塩の構成成分はバリアを壊してしまいます。
バリアが壊れてしまうと鉄筋はサビてしまい、ボロボロになり次第にコンクリートのひび割れや剥がれが起こります。
ひび割れが起こって鉄筋がむき出しになってしまうと、さらに加速してボロボロになっていきます。
●塩による被害
海岸沿いのサビだらけな建物は潮風など塩が原因です。潮風にのった塩が建物に付着し鉄筋コンクリートや金属をボロボロにします。(なので、海岸沿いの建物は基本的には特殊な塗料等で塩対策をしています)
雪道に撒く凍結防止剤にも塩は含まれていて、それによって鉄筋コンクリートがボロボロになってしまうといった事も知られています。
海沿いの家などは基本的には塩害対策がなされていますが、普通の住宅は塩害対策はされていないため塩の影響を受けやすく
特に地中にある建物の鉄筋コンクリートの土台がボロボロになってしまうととても危険です。
多少の塩ですぐに建物が崩れることはありませんが、定期的に頻繁に塩を撒くのはやめておいた方が良いかもしれません。
塩での除草・まとめ
植物に塩をかけると脱水症状で枯れる
塩は鉄筋コンクリートをボロボロにする
塩は金属をサビさせる
頻繁に塩を撒くのは危険
除草シートを使ってみた
除草シートのメリット
除草シートは日光を遮ることで雑草が生えてこなくする方法で、土に優しく一度張ってしまえばずっと雑草の悩みから開放されます。
ホームセンターなどでも売っていて、値段も安いです。
除草シートを張ってみた
まずは庭に生えている雑草を全て抜き去ります。
除草シートを貼るときの注意
根が深いタイプの雑草が生えてしまっているときは、一度しっかり根まで取り除かないと除草シートの重なっている部分などから生えてきてしまいます。
除草シートのデメリット
・庭の景観があまり良くない
・耐久性が低いシートは雑草が突き抜けてくる
・貼る作業が結構大変
最後の手段・除草剤
除草剤ってなんか怖いですよね。
私は除草剤を撒くと植物が全然生えてこなくなってしまうイメージがありました。
土にもよくなさそうだし、、、お金もかかる。
なので、除草剤を使うことは避けていましたがそうはいってられず、
とりあえず薬局で購入した液体の除草剤を撒いてみました。
除草剤が全く効かない?
すると、全く効果がありませんでした。
葉が茶色になる事もなく、雑草たちは何事もなかったかのようにスクスクと成長していました。